soshiki--ex’s diary

コラムみたいな記事やみんなが気になることなど書いてます。

2月について

2月というのは28日しかないので、何か半端な月と思っている人が多いようです。そして、いろいろと不都合も多い。通勤や通学の定期券を買った時に「3日分を損した」と感じる人もいるでしょう。以前、ある会社の社長さんが「2月は3日分、ボーナスを出しているようなものだ」と言っているのを聞いたことがあります。でも、それは社員さんたちから見れば、3日分得をしたと言うことになりますね。

 

2月というのは、旧暦では年の始まりです。2月3日の節分が、いろいろな意味で年のスタート。今日でも誰もが使う干支ですが、これも2月3日が区切り。みんなは年賀状に干支を書きますが、1月の時点ではまだ前年の干支のままなんですね。今年も、2月3日から亥年です。

 

この十二支というヤツも、調べてみるともともとは動物とはまったく関係ない。中国の資料をよく調べてみると、どうやらその起源は古代の天文学にあるとのことです。そして、十二支は木星の運行が元になっているとのこと。難しいことは省略しますが、木星の運行を基にして考え出されたのが十二支と言うことだそうです。ずっと後になってから、そこに動物を当てはめたに過ぎないということらしい。

 

2月というと1年で最も寒い季節ですが、今月を乗り切ると3月には暖かくなるという期待があります。「冬来たりなば、春遠からじ」ですね。でも、春になると眠くなります。それはそれでしんどい、なんていうのはわがままでしょうか。

 

先日、東北に行っていた知人が、「やっぱり関東のほうは暖かいな」と言っていました。それを聞いて、以前、担当が初めて沖縄に行った時のことを思い出しました。たしか2月の下旬でした。まだ関東では寒かったので、ものすごく厚着をして飛行機に搭乗。ところが、沖縄に着くととても暖かい。セーターの重ね着にコートを着込んでいた担当は、あまりの暑さに耐え切れず、那覇空港に着いたとたん、トイレに駆け込んでセーター等をあわてて脱いだ次第です。まだ、那覇空港がこじんまりとしていた頃のお話でした。お粗末。