soshiki--ex’s diary

コラムみたいな記事やみんなが気になることなど書いてます。

今年の梅雨は

ご無沙汰しております。担当でございます。

 

毎日、雨続きであります。今年の梅雨は、本当に雨がよく降りますね。関東地方では、記録的に日照時間が少ないそうです。確かに、お日様をほとんど見ていない気がします。先日、外を歩いていたところ、久しぶりにほんの一瞬、日の光が差しました。担当は思わず「おおっ」と声を上げてしまいました。

 

さて、この「梅雨」という言葉は、かなり昔から使われていたそうです。古くは、中国の唐王朝の第2代皇帝、太宗(李世民)の詩に登場します。日本では室町時代に成立したとされる国語辞典『運歩色葉集』や、江戸時代にまとめられた『重鐫日本歳時記』といった書物に載っています。

 

なぜ梅雨というのかは、梅の実がなる時期に降る雨という意味が一般的のようです。

 

梅の実といえば、担当がすぐに連想するのは梅酒です。

 

梅酒というと、焼酎甲類、いわゆるホワイトリカーで作るのが一般的のようですが、食品に関する古い文献、たとえば江戸時代にまとめられた『本朝食鑑』などをみると、日本酒で作ると書かれています。

 

以前、担当は日本酒で梅酒を作ったことがあります。

 

作り方はホワイトリカーの場合とまったく同じで、専用の広口ビンに、よく洗った青梅と氷砂糖を入れて、日本酒を注いで漬け込むだけです。お好みですが、日本酒には甘みがありますので、氷砂糖はやや少なめにしたほうがいいかもしれません。

 

ただし、普通のアルコール度数が13度から14度くらいの日本酒を使うと、酒税法に引っかかる可能性があると何かの資料で読んだことがあります。アルコール度数が20度以上のお酒を使わなくてはならないそうです。

 

そこで担当は、原酒と呼ばれる度数が20度くらいの日本酒を使いました。これなら法律的にOKだそうです。

 

そして、出来上がった日本酒仕様の梅酒ですが、これがとてもおいしい。甘みと酸味が程よく溶け合って、とてもまろやかです。ホワイトリカー使用のものよりも、担当は断然お勧めであります。

 

ちなみに、原酒の日本酒は、普通の日本酒よりもやや値段が高めです。担当は後で知ったのですが、梅酒用のアルコール20度以上の、梅酒用の日本酒もいくつも販売されているようです。