soshiki--ex’s diary

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悪ふざけ動画について

 

 

 コンビニやファミレスのアルバイトが、悪ふざけを動画に撮影して、それをインターネットで公開して問題になる事件が続いています。以前にも同じような事件が続発したことがありますが、ほぼ同じようなことが繰り返されたような感じです。

 担当も今から30年ほど前、某コンビニの店長をしていたことがあります。担当が経験した限りでは、売り物のおにぎりを勝手に食べてクビになったりしたアルバイトはいましたが、事件になっているような、店の中で悪ふざけをするような子はいませんでした。ただ、困ったバイト君たちはいましたが。たとえば「受験が近い」とか言って、参考書を見ながらレジに立っている浪人生バイトや、すぐに無断欠勤する学生バイトなどはいました。それから、ほかの店の店長やオーナーから聞いたところでは、パートの主婦や女子高生のバイトと「親しく」なる学生バイトが結構いるという話。それが元で、トラブルに発展したということもあったそうです。幸か不幸か、担当にはそういうことは一切ありませんでしたが。

 さて、動画で問題を起こしたアルバイトたちは、なぜ悪ふざけをインターネットなんかに動画を公開したりしたのかというのが疑問です。悪ふざけを知り合いに知らせてウケを狙う、なんていうのはよく見かけます。なのに、写した動画をスマホで知り合いに見せるのではなく、ネットの流すのはどうしてなのか。いうまでもなく、ネットで公開されたその瞬間に、全世界にばら撒かれたも同然。駅前の人通りの多い場所でバカなことをやる、なんていうこととは比べ物にならない。それに、ネットに流れたものは確実に証拠になる。そんなことがわかっているのに、どうしてやってしまうのか。年老いた担当にはどうにもわからないところなのであります。

 今回、悪ふざけ動画で被害をこうむった会社の中には、法的な措置を検討しているというところも出てきているとのこと。そうなった時に、「そんなことになるとは思わなかった」とか「ほんの遊び半分だった」なんて言い訳は、いうまでもなく通用しません。だって、「証拠」が明確に残っているわけですから。